エコキュートを導入する際には費用や欲しい機能が備わっているかなどに注目する方は多いのはないでしょうか。
しかし、意外と設置場所について考慮しておらず、購入してから設置場所に関するトラブルが発生してしまうケースもあります。
エコキュートを導入する際は、どこに設置すべきか、設置する環境によってどのような影響を受けるのかも事前に理解しておくことが大切です。
そこで今回は、エコキュートの導入時における最適な設置場所の条件や、設置する際の手順について紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください!

1.エコキュートを設置するのにどれくらいのスペースが必要?

エコキュートは主に貯湯タンクとヒートポンプユニットの2つがセットになっているので、事前にどれほどのスペースが必要なのか確認しておきましょう。
そもそもエコキュートは角型と薄型の2種類に分類できます。
角型とは一般的なタイプで、貯湯タンクのサイズによって必要なスペースも異なりますので、ここでは三菱が手掛ける角型のサイズとタンク容量を一例として挙げさせていただきます。

エコキュートタンク容量 ミヤケン エコキュート

タンク容量が大きくなると壁との間にも70cmほどのスペースを確保しておきましょう。

また、狭いスペースにも対応できるよう、薄型エコキュートというものもあります。
三菱の薄型エコキュートのサイズとタンク容量は以下のとおりです。

薄型エコキュート エコキュート エコキュート交換 ミヤケン

薄型は角型に比べて奥行きが半分程度まで抑えられており、その代わりタンク容量を確保するため幅を伸ばしているので、奥行きの問題で角型のエコキュートが設置できない場合には、薄型の導入を検討してみましょう。

2.設置場所を選ぶ際に気を付けたいこと

設置場所を選ぶ際はスペースの広さだけでなく、他の要素にも気を付けて必要があるので、この章では注意するポイントを紹介します。

・騒音問題について

エコキュートを導入するときに、ヒートポンプユニットから発せられる低周波によって騒音問題に発展するケースもあります。
エコキュートと同様に低周波を発しているものは日常生活の範囲内にたくさんあることから、昼間の時間帯に聞いても特に騒音には感じられないでしょう。
しかし、夜間になると昼間よりも周囲の音がなくなり、非常に静かなので、ヒートポンプユニットが稼働している音が大きく感じられてしまうこともあります。
音に敏感な方がご近隣に住まわれている場合には、騒音により睡眠障害などを発症し、近隣トラブルになってしまう可能性もあります。
エコキュートは基本的に電気代が安くなる夜に運転し、タンク内に次の日に使うお湯を貯めておく仕組みなので、夜間での使用が避けられないことから、基本的には騒音問題に発展しないよう設置場所に考慮するようにしましょう。

・冷風問題について

エコキュートを導入することで引き起こされる近隣トラブルは、騒音問題以外にもあります。
そもそもエコキュートの仕組みとして、取り込んだ空気から熱エネルギーを吸収し、残った空気は熱がない状態で放出されるため、ヒートポンプユニットの周りは他の場所よりも5~10℃近く温度が低いと言われています。
その時に放出される、冷気が隣家に影響を与えないように、エコキュートの無機を考慮して設置する必要があります。
万が一隣家の通気口や換気扇が近くにある場合、放出された冷気が隣家の中に入り込んでしまい、室温が下がってしまう可能性もあります。
また、近くに隣家の方が大切に育てていた植物があった場合、冷気の影響で枯れてしまうリスクもありますので、周りの環境に対しての注意が必要です。

・今後の修理やメンテナンスなども考える

エコキュートは10~15年を目安に寿命を迎えると言われており、耐用年数が近づくと不具合を起こす可能性も高まります。
不具合が起きたらお湯が使えなくなってしまうので、修理または交換がつようになりますが、この時に、設置している箇所が狭いとスムーズに工事を行う事が出来なくなってしまいます。
そのため、将来的に修理やメンテナンスが必要になる可能性も考慮した上で、設置場所を考えておくことが大切です。

3.エコキュートを設置する流れ

エコキュートの設置場所が決まったら、業者に問い合わせて設置工事を依頼しましょう。
プロに設置工事を依頼した場合の流れをご紹介します。

①現場確認と見積もりの提示

最初は現場がどういった場所にあるのか、エコキュートを設置するスペースは十分に確保されているかなどを業者がチェックしていきます。
その後、導入時の作業内容と見積もり金額を提示します。

②搬入・搬出経路の確認

エコキュートは高さが2m近く、重さも約60kgにもなるため、安全に搬入するために経路を確認する必要があります。

③搬入出経路や作業場所の養生

搬入時や作業時に住居などが傷付かないよう、丁寧に養生をしていきます。

④既存の電気温水器を撤去

現在設置されている電気温水器があれば、配線・配管を取り外して水抜きを実施します。
水抜きが完了したら電気温水器を取り外し、搬出します。

⑤エコキュートの搬入・設置

次にエコキュートを搬入し、設置作業を行います。
最初に貯湯タンクを固定・設置し、タンクの近くにヒートポンプユニットを設置して、それぞれ配管と電源を接続していきます。

⑥リモコンの交換

屋内へ移動し、キッチンと浴室に設置されていたリモコンを撤去します。
撤去したらエコキュート用のリモコンを取り付けます。

⑦エア抜き

タンクや配管内に溜まった空気を抜いていきます。

⑧試運転

元栓を開けてからタンクに給水を行い、試運転モードで浴槽にお湯を張っていきます。
この時、水漏れをしていないか、ヒートポンプユニットのファンがしっかりと回っているかなど、動作に問題がないか確認します。

⑨設置状況の確認と操作説明

試運転で問題がなければ業者は施主に対して設置状況の確認と、リモコンの使い方や注意点など操作説明を行います。

⑩養生の撤去・清掃

最後に、養生を撤去して現場を綺麗に清掃したら工事の終了です。

ここでご紹介した工事の流れはあくまでも目安であり、業者によって若干異なる場合もありますが、基本的にはこのような流れで行われます。
事前にエコキュートの設置工事や設置場所について不安がある場合は、業者に相談しておくと良いでしょう。

4.まとめ

今回は、エコキュートの設置場所と設置する際の手順についてご紹介しました。
エコキュートを設置する場合は、スペースの広さだけでなく近隣の方とトラブルを起こさないための配慮と修理やメンテナンスが行いやすい場所を選ぶようにしましょう。
ただ、実際にどこに置けばよいのか分からないという方もいらっしゃると思います。
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