エコキュートの設置から10年程経っていたり、不具合・故障が多く見られたりする時は交換が必要です。
交換工事をするにあたって、ある程度の作業時間がかかりますが、具体的にどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
今回は、エコキュート交換の所要時間の目安や1日以上かかるケース、時間を短縮する方法などについて紹介します。
また、時間以外に交換工事での注意点や業者選びのポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

1.エコキュート交換の所要時間は平均4~7時間

エコキュートの交換にかかる時間は、平均4~7時間とされています。
単純にエコキュート本体の交換のみであれば、3~4時間と比較的短い時間で終わることが多いです。
ただし、配管工事も一緒に行う時は6~7時間程かかってしまいます。
もちろん、4~7時間はあくまでも目安であり、実際には様々な理由で作業時間が延長してしまうケースがあります。
作業時間が延長してしまう主な原因は以下の通りです。

・配管が2階や3階に伸びている
・設置場所が狭い

浴室が2階や3階にあるなど、配管が長い場合、交換作業に手間がかかるので工事の時間も長くなってしまいます。
また、設置場所のスペースが狭い場合、エコキュート本体の搬入や交換作業がしにくいことから、作業時間が延長してしまうことが多いです。

2.エコキュート交換が1日以上かかるケース

エコキュートの交換は基本的に1日で終わるケースがほとんどですが、場合によっては1日以上かかることもあります。

・新しく基礎工事が必要になった

エコキュートの交換をする際に新しく基礎工事が必要になると、作業時間が1日以上になることがあります。
エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプの2つのユニットで構成されており、本体も重量がありますが、大量の水が入るとさらに重くなります。
そんなエコキュートが地震などで簡単に倒れないようにするためには、本体を支えるための土台(基礎)が必要です。
基礎工事はエコキュートの設置時に行いますが、交換によってエコキュートのサイズが大きくなって土台の拡張が必要になったり、設置場所を変えたりする時は基礎工事を行わなければなりません。
また、乾燥期間を設ける必要があるなど、基礎工事の工法によりますが、1~2日程時間を要することになります。

・部品や本体の取り寄せが必要になった

交換する部品や本体の在庫がない場合、その取り寄せが完了してからエコキュートの交換工事が行われます。
このケースは作業時間が延長するわけではありませんが、依頼から工事着手までに数日程かかってしまう可能性があります。
特に古い機種で部品の交換をする場合、備品の清算終了によって取り寄せに時間がかかることがあるでしょう。
交換が完了するまでお湯が使えない状態になる可能性があるので、業者に現地調査を行ってもらい、具体的な工事時間や見積もりを確認しておくことが大切です。

3.エコキュート交換にかかる時間を短縮する方法

作業 時短

エコキュートの交換工事にかかる時間を少しでも短縮したい時は、あらかじめ貯湯タンクから水を抜いておきましょう。
交換するにあたって、貯湯タンクや配管から水を抜く作業が発生し、おおよそ1時間ほどかかるため、それを業者に任せると1時間程のタイムロスが発生します。
しかし、あらかじめ水を抜いておけば、業者はスムーズに交換作業に入ることができるので、作業時間の短縮につながるのです。
貯湯タンクの水抜きの一般的な流れは以下のとおりです。

1.浴槽の栓を抜いて空の状態にする
2.追い焚きを行ってふろ配管に残った水を抜く
3.水が出なくなったら追い焚きを停止し、配線用遮断器と貯湯タンクの漏電遮断器を切る
4.混合水栓を開いて貯湯タンクのお湯を排水する
5.排水が完了したら混合水栓の水側を閉じて、給水元栓も閉じる
6.逃がし弁レバーを上げて、排水栓を開いて排水する
7.水が出ないことを確認して、混合水栓のお湯側を閉じる
8.配管などに残った水を抜いて、ヒートポンプユニットの水抜き栓を緩める
9.排水口・配管から水が出ないことを確認して、貯湯ユニットすべての水抜き栓と非常用取水栓を閉じて、ストレーナーを取り付ける
10.ヒートポンプユニットの水抜き栓と排水栓を閉じて、逃がし弁レバーを下げる

水抜きのやり方はメーカーや機種によって異なる可能性があるので、取扱説明書を確認して実施してください。

4.エコキュート交換の業者選びのポイント

エコキュートの交換を成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
業者を選ぶ際に意識したいポイントは以下のとおりです。

・依頼してから対応が早い
・見積もりが明確で適切な料金設定になっている
・水道局指定や有資格者が在籍している業者である
・エコキュートの交換実績が豊富である

エコキュートが故障するとお湯が使えず、生活に支障が生じるので、依頼から対応まで素早い業者であると安心です。
また、業者に連絡をすると見積書を提示されますが、その内容が明確で、料金も適切であることを確認してください。
内訳が省略されていたり、特に説明がなかったりする場合、どうしてこの料金なのかわからず、適切なのか判断できません。
納得いくまで説明を受けたり、複数の業者に見積もりをとって相場を把握したりして、料金の妥当性を判断しましょう。
さらに、水道局指定の業者や有資格者が在籍している業者は、エコキュートの交換に関する知識や技術があると判断できるので、安心できるでしょう。
エコキュート交換の実績や利用者の口コミ評判も信頼できる業者か判断材料になる要素です。

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5.その他エコキュート交換工事での注意点

作業時間や業者選び以外で、エコキュートの交換での注意点は以下のとおりです。

・工事費用が予算内であるか

エコキュートの交換では本体代に加えて、工事費用が発生しますので、あらかじめ工事費用が予算内に収まるかどうか確認しましょう。
事前に業者に現地調査に来てもらうことで、どのくらいの費用が想定されるか見積もりを提示してくれます。
その時点で予算を大きくオーバーするようであれば、他の業者にも見積もりをとり、予算内で対応してもらえる業者を選ぶと良いでしょう。
ただし、価格がすべてというわけではないので、サービス面や施工品質なども確認した上で信頼できる業者を選んでください。

・メーカーの保証期間内であるか

エコキュートを交換する場合、メーカーの保証期間内かどうかを確認して、修理と交換のどちらがお得なのか検討しましょう。
保証期間内であれば、特定の部位や故障に対する修理費用が無償になる可能性があります。
ただし、メーカー保証は1~2年というケースがほとんどで、別途で料金を支払うことで、最大10年まで延長してくれるのが一般的です。
料金はかかりますが、エコキュートの故障に備えて延長しておくと良いでしょう。
保証期間内であれば、交換よりも修理のほうがお得になる可能性が高いです。
すでに保証期間外という時は何度も行う必要のある修理よりも、交換をしたほうが将来的にお安く済みます。

・賃貸物件は事前に管理会社に連絡してあるか

賃貸物件に設置されるエコキュートの場合、勝手に交換をしないようにしましょう。
アパートやマンションなどは、個人が所有する住宅とは異なり、賃貸物件のエコキュートの所有者は大家さんや管理会社になります。
そのため、独断で交換すると契約違反となってしまう可能性があるでしょう。
エコキュートの故障で交換が必要になった時はすぐに管理会社に連絡して、会社対応かご自身で交換をするかの判断を仰ぎましょう。

6.群馬県でエコキュートの交換を希望する方はぜひチカラもち群馬店にお任せください!

エコキュートの交換時間は4~7時間が一般的で、基本的には1日で完了します。
しかし、基礎工事が必要になったり、部品・本体の取り寄せが発生したりすると1日では終わらない可能性があることを理解しておきましょう。
エコキュートが使えない期間が長くなると生活に支障が出るので、不具合が確認できた時点で点検を受け、完全に壊れてしまう前に修理や交換を検討するのがオススメです。

チカラもち群馬店では、最短でお問い合わせをいただいた当日に調査にお伺いさせていただき、即日でお見積もりを案内させていただくことも可能です!
また、工事後の10年保証など、アフターフォーローも充実しておりますので、群馬県でエコキュート(ヒートポンプ給湯器)交換工事を検討している方は、ぜひチカラもち群馬店にお問い合わせください!

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