エコキュートは現在多くの家庭に導入されていますが、つい掃除やメンテナンスを怠ってしまっているという方も多いのではないでしょうか?
掃除やメンテナンスを行わないと、エコキュートの寿命が縮まってしまい、故障や不具合が発生しやすくなるので注意が必要です。
そこで今回は、エコキュートの掃除をしないリスクやエコキュートの掃除方法について解説します。
エコキュートの掃除をしたいものの、どうやって掃除をすればいいか分からない方は、ぜひ参考してください。
Table of Contents
1.エコキュートの掃除をしないリスク
エコキュートの掃除をせず、そのまま使い続けていると様々なリスクが生じてしまいます。
まずは、エコキュートの掃除をしないリスクを紹介します。
・お湯の汚れが目立つようになる
掃除をしていないエコキュートを使い続けると、お湯の中に白い粉状の汚れや茶色の異物が見つかる場合もあります。
これはお風呂の配管に蓄積された汚れが剥がれ、浴槽の中に入り込んでしまうことが原因で発生します。
汚れはこれまでに蓄積された皮脂や入浴剤などが原因であり、雑菌も含まれているため、そのままお風呂を利用し続けると健康被害につながる恐れもありますので早めのお手入れが大切です。
・お湯の臭いが気になる
エコキュートを掃除しないまま使い続けると、お湯の臭いも気になるようになります。
汚れが蓄積された配管を通って浴槽にお湯がたまっていくため、雑菌までお湯に紛れて入り込み、嫌な臭いを発するようになります。
臭いを弱める方法として入浴剤を使用することもできますが、結局根本的な原因となる汚れを落とさない限り、臭いはなくなりません。
しかも、入浴剤を使用しているとまた配管に汚れが蓄積されやすくなってしまうため、注意が必要です。
・部品が劣化しやすくなる
配管や貯湯タンク内に汚れが蓄積されていくと、機械が正常に動かなくなってしまう場合もあります。
故障までとはいかないものの、そのまま無理に稼働し続けると部品の摩耗が激しくなり、エコキュートの寿命も縮まってしまうでしょう。
・稼働効率が下がる
汚れが蓄積された配管だと、汚れが邪魔になって給水・排水がうまくできなくなり、追い焚きやお湯を浴槽にためるまで時間がかかってしまうケースもあります。
せっかくエコキュートでお湯を快適に使えるようになっているのに、掃除をしないことで稼働効率が落ちてしまいます。
稼働効率が落ちてしまえば、その分電気代も高くなりやすいので注意が必要です。
2.浴槽フィルターの掃除方法
浴槽フィルターは月に1回以上、定期的に掃除をする必要があります。
浴槽フィルターが汚れていたり、ゴミが詰まったりするとお湯の出が悪くなってしまうためです。
フィルターの掃除方法は、まず銀色または白色のカバーを取り外し、フィルターの表面に付着しているゴミを取り除きます。
使わなくなった歯ブラシなどで掃除をすると、細かいところも綺麗にできるでしょう。
汚れが取り除けたら再度カバーを取り付ければ、浴槽フィルターの掃除は完了です。
3.配管の掃除方法
エコキュートには基本的に配管の自動洗浄機能がついており、毎日お風呂に入った後お湯が一定量残っていれば、その残り湯を使って自動洗浄してくれます。
ただし、いくら自動洗浄機能を利用していたとしても、すべての汚れが落とせるわけではありません。
水だけでは落としづらい汚れも落として綺麗にするためには、半年に1回程度、専用の洗浄剤を使って配管を掃除するようにしましょう。
メーカーによって洗浄剤を使った配管の掃除方法は若干異なりますが、大まかな流れは以下のとおりです。
①浴槽の循環口よりも多めに水を張っておく。
②専用の洗浄剤を浴槽の中に入れ、洗浄ボタンを押す。
③1時間ほど経過したら洗浄をストップし、浴槽内の水をすべて排水させる。
④お風呂の栓を閉じ、循環口の少し上まで水を張り直す。
⑤再び洗浄ボタンを押し、30分程度すすぎを行う。
⑥30分程度経ったら、浴槽の中の水を抜き、浴槽の掃除をする。
4.タンク内の掃除方法
常にお湯をためておくタンク内は水道水を使っているため、ごくわずかに含まれる不純物がタンクの底に汚れとして蓄積する場合があります。
この汚れを放置していると、新たにお湯を張り直したのに汚れが浮いてしまう場合もあるので注意が必要です。
タンクの底に蓄積された汚れを綺麗にするためには、水抜きを行うようにしましょう。
エコキュートの水抜きの方法は以下のとおりです。
①貯湯タンクの下に付いている脚部カバーを取り外す。
②給水配管の止水栓を閉める。
③電源扉を開き、漏電遮断器をオフにする。
④貯湯タンク上部の逃し弁カバーを開き、中にあるレバーを引く。
⑤排水栓を開き、1~2分間程度水を出す。
⑥水をすべて出し終わったら、排水栓を閉め、給水配管の止水栓を開ける。
⑦排水口から水があふれ出したら、逃し弁のレバーを戻す。
⑧漏電遮断器の電源をオンにする。
⑨混合水栓のお湯を開き、問題なくお湯が出ることを確認する。
また、お湯を配管に流し込むための給水口ストレーナーも綺麗にしておくと、お湯の出が悪くなるのを防げます。
給水口ストレーナーの掃除方法は以下のとおりです。
①貯湯タンクの給水配管の止水栓を閉める。
②電源扉を開き、漏電遮断器をオフにする。
③逃し弁カバーを開き、中にあるレバーを引く。
④給水口ストレーナーを取り外し、ブラシなどを使って綺麗にする。
⑤綺麗になった給水口ストレーナーを元の場所に装着する。
⑥止水栓を開いて水漏れがないか確認する。
⑦逃し弁レバーを元に戻す。
⑧漏電遮断器の電源をオンにする。
⑨混合水栓のお湯を開き、問題なくお湯が出ることを確認する。
5.エコキュートの掃除は業者に依頼することも可能?
ここまでエコキュートの掃除を自分でやる方法についてご紹介してきましたが、自分で掃除をする時間がない方や、初めての掃除でちゃんとできるのか不安な方もいるかもしれません。
エコキュートを取り扱っている業者は、点検・メンテナンスと合わせて掃除も行ってくれるところが多いです。
そのため、自分でエコキュートの掃除を行うのが難しい場合は、業者に依頼すると良いでしょう。
業者に依頼すると、掃除だけでなく点検やメンテナンスも一緒に行ってくれるため、トラブルの早期発見にもつながります。
また、汚れがひどいと自分で掃除をしても十分に取り切れないケースも少なくありません。
プロの業者であれば配管の高圧洗浄なども可能であり、取るのが難しい汚れもしっかりと取り除きつつ、エコキュートの損傷リスクを最小限に抑えられます。
もしエコキュートの掃除を業者に依頼する場合は、細かい内訳まで記載された見積書か、作業後にアフターサポートや保証などは備わっているかなどをチェックしておきましょう。
6.メンテナンスをしても汚れ臭いが気になる場合はチカラもち群馬店で交換を!
今回は、エコキュートの掃除をしないリスクや掃除方法についてご紹介しました。
毎日お風呂などで使用するエコキュートは、使い続けていくうちに汚れが蓄積し、お湯にも汚れや臭いが生じる恐れがあります。
綺麗なお湯を使えるようにするためにも、定期的な掃除が必要です。
自分で行うことも可能ですが、不安な場合や掃除をしたのに汚れが十分に落としきれない場合などはエコキュートの専門業者に依頼するのがオススメです。
専門業者に依頼する際には豊富な実績を持ち、アフターサポートや保証なども用意している業者を選ぶと安心です。
また、メンテナンスを行っても改善されない場合には交換も検討しましょう。
チカラもち群馬店では、最短でお問い合わせをいただいた当日に調査にお伺いさせていただき、即日でお見積もりを案内させていただくことも可能です!
また、工事後の10年保証など、アフターフォーローも充実しておりますので、群馬県でエコキュート(ヒートポンプ給湯器)交換工事を検討している方は、ぜひチカラもち群馬店にお問い合わせください!
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