お風呂のお湯を入れたはずなのに量が少ない！原因と対処法は？

2025年5月1日

お風呂のお湯を入れたい場合、給湯器のボタンを押すだけで設定温度と湯量を調節してお風呂のお湯を入れてくれます。
とても便利な機能ですが、設定変更をしていないにも関わらず、湯量が少なくなってしまった場合、どのような原因や対処法を行うべきでしょうか？
ここでは、お風呂のお湯の量が少なくなった場合の原因や対処法について紹介します。
また、給湯器の使用で起こりやすいトラブルについても解説していくので参考にしてみてください。

Table of Contents

1.急にお湯が溜まらなくなった！その原因は何？

お湯張りのボタンを押したのに、お湯が設定湯量に達していないことがあります。
湯量の調節もしていない場合、急にこのような症状が出てしまうと困惑してしまうでしょう。
給湯器のお湯張りに関するトラブルとして、お湯が溜まらない場合は以下のことが考えられます。

・ゴムパッキンの劣化

給湯器本体は正常なものの、お風呂のお湯が逃げないように栓をするゴムパッキンが劣化をしてお湯が流れている可能性が考えられます。
浴槽の内部には様々な部分でゴムパッキンが使用されていて、経年劣化で硬くなってしまうことが理由です。
完全に排水栓を閉めていれば簡単な問題ですが、排水栓をしているがきちんと閉まっていない場合は気が付かないことも多いでしょう。
排水栓をお湯張り前にきちんと栓がされているか斜めになっていないかを確認し、さらに異物が挟まっていないか、パッキンが劣化していないかをチェックしてみましょう。

・給湯器内部の故障

正常にお湯張りができない場合、給湯器内部が故障している可能性も考えられます。
給湯器の配管や電気系統に問題が生じている場合、お湯の出が悪くなったり、お湯が溜まらなくなったりします。
一般的に給湯器の寿命は10年を目安にしているため、使用年数が長くなっていくほど故障の可能性が高まります。
給湯器内部の問題だった場合は、勝手に修理することができないので必ず専門の業者に点検や修理を依頼してみましょう。

給湯器を使用して10年以上経過しているという方は、まずはチカラもち群馬店にまでお問い合わせください！

・湯量や水位のエラー

湯量や水位のエラーで、お湯張りの量が変わってしまうケースもあります。
このような場合は水位リセットが必要なので、給湯器を一度電源をオフにしてから、再起動する必要があります。
給湯器は、内部に水が流れ込んでくるのをセンサーが感知して水量を測定します。
このセンサーがあることで、必要な量を保つことができる仕組みです。
しかし、この部分が故障してしまった場合、水位設定で決めた湯量がどれだけ入っているか感知できなくなってしまいます。

もし再起動しても水位エラーが直らない場合には、一度専門業者に点検を依頼しましょう。

2.湯量が少ない時の対処法は？

給湯器の湯量が少ない場合、どのような対処法を取るのが良いでしょうか？

・リモコンのエラーコードを確認する

給湯器のリモコンにエラーコードが表示されている場合、給湯器が停止することが多いです。
この場合は、表示されている番号によって原因と対処法が変わってきます。
リモコンのエラーコードが出ていないかを確認してみましょう。

・他でお湯を使っていないか確認する

前からお風呂のお湯を入れているはずなのに、お湯の溜まり方が良くない場合は、他の部分でお湯を使っていないかどうかを確認してみましょう。
キッチン、洗面、シャワーなどを使っている場合、自動の湯張りを一時的に中断して他の蛇口を優先するのが基本となっています。
これは設定ではなく、各メーカーの基本的な仕様ということです。
お風呂の湯張り中に、他の部分でお湯を使っていると一時的にお風呂の湯張りが中断されるため、いつもの時間が経過しても湯量が少なくなります。
お風呂の湯量が少ない場合は、他の部分で使用していなかったかどうか確認してみましょう。

・水位リセットをする

湯量が少ないと感じた時は、水位リセットを行ってみましょう。
水位リセットの方法は取扱説明書や各給湯器メーカーのホームページなどで紹介されています。
本来、給湯器の内部にはセンサーがあり、そこで水位を感知する仕組みになっていますが、エラー状態だと正しい水位が感知できません。
そこで、水位リセットを行って正常に戻るかどうかを確認してみましょう。

・循環アダプターの掃除

お湯張りの際に湯量が少ないと感じた場合は、循環アダプターの掃除をしてみてください。
内部の循環アダプターに髪の毛やごみが詰まった状態だと、正常な湯量がどれくらいか判断できなくなります。
異物がある場合は、アダプターを詰まらせていることもあるので、一度フィルターを取り外して網目に詰まったごみを歯ブラシなどできれいに取り除きましょう。

・エコスイッチがオンになっているか

エコモードを搭載している給湯器の場合、エコモードがオンになった状態だと湯量が少なくなったり、温度が低くなったりします。
以前に比べて給湯温度や量に変化を感じた場合はエコスイッチを確認してみましょう。

3.給湯器のトラブルは多い！？事例を紹介！

給湯器トラブルは湯量に限らず、様々なものがあります。
ここでは、給湯器トラブルとして多いものをいくつか紹介します。

・お湯が出ない

給湯器のトラブルとして困るのが、急にお湯が出なくなることです。
特にお風呂に入ろうとしたらお湯が出なくなったという場合は、とても不便に感じるでしょう。

・お風呂の追い炊きができなくなった

冬場に活用する機会が多いお風呂の追い炊き機能ですが、急に追い炊きができなくなると寒い湯船に浸かることになり、体が冷えてしまうでしょう。

・温度調節ができなくなる

蛇口からお湯は出るものの、設定した温度よりも熱かったりぬるかったりなど、好みの温度に調節できなくなるケースも給湯器の困ったトラブルの1つでしょう。

4.給湯器トラブルを事前に回避するために行うことは？

お湯やお風呂を使おうと思った時に給湯器トラブルが起こると困ってしまいます。
そこで、給湯器トラブルをできるだけ回避するには日頃からどのようなことを意識するべきでしょうか？

・エラーコードを確認する

給湯器からお湯が出ない、温度調節ができないなどの場合は、給湯器のエラーコードが表示されていないかどうかを確認してみましょう。
エラーコードが表示されている場合、パネルに点滅して表示されたり給湯器使用中のみ表示されたりします。
使用中や常時エラーが出ているかどうか確認してみましょう。

・フィルターを掃除する

日々使用している給湯器には、循環器フィルターが付いています。
お湯を循環している部分なので、ごみや髪の毛が詰まりやすい部分となり、これによってエラーが起こる可能性も考えられます。
日頃からフィルターを掃除して目の詰まりがないか、異物が入っていないかを確認しておきましょう。

・10年を目安にする

給湯器の寿命は10年が目安とされています。
設置してから10年経過している場合は修理が必要な場合もあります。
また、修理で解決できない場合は交換になる可能性も高いので、10年経過しているかどうかも目安にしてみましょう。

5.お湯が溜まらないなどのお困りごとはチカラもち群馬店にご相談ください！

日頃から使う機会の多い給湯器はとても便利な機能がある反面、こまめな手入れを怠ってしまうと故障の原因になる可能性があります。
実際に給湯器に関するトラブルも起こりやすく、急に使えなくなった場合は困ってしまうでしょう。
給湯器の追い炊き口や循環部分は取り外して清掃できる部分です。
ゴミや異物がないかをチェックしつつ、こまめに清掃を行いましょう。
また、エラー表示や使用していて違和感があった場合は早めに専門業者に依頼して確認してもらうと安心です。

チカラもち群馬店では、最短でお問い合わせをいただいた当日に調査にお伺いさせていただき、即日でお見積もりを案内させていただくことも可能です！
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