エコキュートの販売がスタートしたのは2001年で、20年以上経過していることになります。
20年以降経過すると、安全性などの不安を感じる方もいるでしょう。
そこで今回は、エコキュートの寿命や買い替えるタイミング、寿命を伸ばす方法について解説していきます。
エコキュートを買い替えるべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

エコキュートの寿命

エコキュートの寿命は、約10~20年だと考えられています。使用する環境や頻度によっても変わるので、一概には言えません。
きちんとメンテナンスを行っていれば約20年使える場合もありますが、10年ほどで壊れてしまう可能性もあるでしょう。

寿命の目安は約15~20年となっていますが、メーカーの保証期間や部品の保有期間も確認しておきましょう。
しかし、それ以上経過したモデルの部品は在庫切れになってしまう可能性があるので修理不可になるパターンもないとは言い切れません。
そのため、使用を開始してから約10年経過したタイミングで買い替えるというケースもあります。

エコキュートの修理や買い替えを行うタイミング

エコキュートの修理や買い替えを行うタイミングは、不具合が生じてからというケースが大半を占めます。
具体的にはどのような状況で修理や買い替えを検討するのかみていきましょう。

エラーメッセージが表示されるようになった

エラーコード

エラーメッセージが表示されるようになったら、修理を検討すべきタイミングです。
使用する上で問題がなくても、機械の内部に何らかのトラブルが発生している可能性があります。
例えば、パナソニックのエコキュートだと、「U22」と表示される場合があります。
これはお湯を張っている最中に断水が起こってしまったという意味のエラーメッセージです。
断水が起こったような場合は回復後にお湯を再度張れば問題ないのですが、メーカーでなければ対応できないケースもあるので注意が必要です。
万が一エラーメッセージが出たら、早めに対処するようにしましょう。
また、エラーメッセージが頻繁に出るようになってしまった場合は、複数の場所で不具合が生じている可能性があります。
1ヶ所だけ修理をしても、すぐに他のエラーが出てしまうといったパターンも考えられます。
そうなってしまった時は、修理ではなく買い替えを検討した方が良いと言えるでしょう。

タンクにお湯を溜められない

エコキュートでお湯を沸かしたはずなのに、タンクにお湯が溜まらない場合もあります。
このような場合も修理を考えるタイミングです。
原因は色々とありますが、お湯を作るためのヒートポンプユニットが故障している可能性が高いです。
電子回路に不具合が生じている場合も考えられます。いずれにしても、メーカーや販売店に対処してもらう必要があります。

タンクや配管から水が漏れる

貯湯タンクや配管から水が漏れるようになった場合も、修理を検討すべきタイミングです。
水が漏れてしまうのは、水を止めるために設置されている止水弁や配管の止水部に異常が発生している可能性が考えられます。
少量の水漏れなら気にしないかもしれませんが、大きなトラブルに発展しないとも言い切れません。
水が漏れていると気が付いたら、早めに対処するようにしましょう。

本体から異音がする

長く使っていると、本体から異音がするようになることもあります。
給湯中などに突然異音がするようになったら、販売店へすぐ連絡しましょう。
配管などに析出した成分が溜まっていたり、部品が損傷したりしている恐れがあるためです。
機械の内部がそのような状況になっていると、深刻な問題に発展するリスクも生まれます。
大きなトラブルに発展する前に、販売店へ買い替えについて相談するのがおすすめです。

部品のメーカー在庫が切れてしまった

三菱 MITSUBISHI SRT-S465 エコキュート交換工事

製品の部品は、ずっとメーカーに保管されているわけではありません。
前述したようにおよそ10年で部品の在庫は製造終了となり、在庫がなくなると修理ができなくなってしまいます。
そうなってしまった場合、使い慣れているものを使い続けたいと思っても買い替えを検討しなければいけない状況になります。
修理してある程度長く使いたいのであれば、部品の供給が切れてしまう10年程度を目安に点検・修理を行うようにしましょう。
それ以上経過している場合は、素直に買い替えを選択するのが無難です。

エコキュートの修理や買い替えを行うタイミングも状況によって様々です。
不具合が生じた時は、できるだけ早くメーカーもしくは弊社までご相談ください。

エコキュートの寿命を伸ばす方法はある?

エコキュートの適切なメンテナンスを行うと、寿命を伸ばすことにつながります。
最後に、どのようにすると寿命を伸ばせるのか、コツをご紹介します。

浴槽のフィルターを掃除する

エコキュートの手入れの中でも、頻繁に行った方が良いのは浴槽フィルターの掃除です。
浴槽フィルターは水垢が溜まりやすく、目詰まりしやすい部分となっているため、1週間に1回程度のペースで行うのがおすすめです。
掃除をする際は、取扱説明書に従ってフィルターを取り外し、水洗いして水垢を落としましょう。
元に戻す時は、上下を間違えないように気を付けましょう。

お風呂の配管を掃除する

お風呂の配管を掃除することも、エコキュートの寿命を伸ばすためのポイントとして挙げられます。
使っている間はお湯が循環しているので問題ありませんが、使わない期間が長くなると水が溜まるので汚れの原因になってしまいます。
エコキュートには配管を自動的に洗浄する機能が搭載されているタイプが多いですが、そうではない場合もあります。
そのような時は、手動で洗浄ボタンを押しましょう。
洗浄ボタンを押してから1時間ほどで水が循環するので、そのまま水を捨ててください。
そして浴槽の内側を掃除したら完了です。

タンク内の水を抜く

タンク内の水を抜き、汚れを外に出すことも重要なメンテナンスです。
エコキュートはタンクの中に水をためる構造になっていて、毎日循環しています。
つまり、水道水に含まれている不純物は蓄積してしまうのです。
不純物を放置すると、排水溝などが詰まる原因になってしまうので注意しなければいけません。
タンク内の水を抜く際は漏電遮断器をOFFにしたり、給水配管専用止水栓を閉じたりする必要があるので間違えないようにしましょう。
水抜き後、きちんとお湯が出るかどうかを確認することも忘れてはいけないポイントです。

ここまでエコキュートの寿命から長持ちさせるコツについてご紹介しました。
エコキュートの寿命は10~20年と言われていますが、使い方などによって変動します。
10年ほど経過すると、メーカーに部品のストックがなくなってしまうケースもあるので修理ではなく買い替えを検討することになります。
修理や買い替えにもコストがかかるので、エコキュートの寿命を伸ばす方法を知っておくと良いでしょう。
適切なメンテナンスを行えば、安全に使用できる期間も長くなります。

まずはエコキュートのことで気になること・交換をご検討の場合はチカラもち群馬店にご相談下さい。

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